AG117便に搭乗している客室乗務員。
デイビッドの前妻であるリトル・ペギーに似た顔立ち、そして同じ位置にあるほくろが、デイビッドを困惑させる。
容姿端麗、性格は真面目で優等生。
一見すると、賢く美しい女性の代表のようにも感じられる彼女だが、すこし気負いが強く、常に優等生であろうとする雰囲気が、堅苦しさを感じさせる。
しかし、デイビッドのいい加減な言動や、今回の事件の特殊性から、なかなか思い通りにことが進まず、徐々に内面にある柔らかさ、自分らしさに気づかされていく。
AG117便に搭乗している男性客室乗務員。
なぜか、ヤングのことを知っている。
一見すると清廉潔白、健康、白い歯、綺麗な髪とハンサムな顔立ちだが、本当は人を見下しており、慇懃無礼。二面性があると言っても良い。
喘息持ちには見えないが、イライラすると吸入器で何かを吸っている。
何故か片方だけ手袋をはめている。
飛行機に乗り合わせた乗客。容疑者“D”の一人。
ボストンで看護師をしており、勤続5周年の祝いにワシントンD.C.へ旅行に行く途中だという。
常にメモを持ち歩き、気になる事や、危険なことをメモしている。
同病院の医師であるジョンソン先生に傾倒しており、彼の言ったことを、いちいち反芻する。
飛行機に乗り合わせた乗客。容疑者“D”の一人。
東海岸を拠点に活躍するファッションデザイナー。
常に、相棒(マネキン)のスーキーと行動を共にしており、常人には理解出来ない理論を展開する。